器の店、蓮月
店名の由来は、幕末京都の女流家人「蓮月」
~大田垣蓮月~
幕末の三大女流歌人の一人、蓮月尼。
陶芸にもその才能を発揮し、
流麗でしなやかな書体で自作の歌を彫りつけた手ひねりの器は、
当時の人々の暮らしに大いなる安らぎを与えました。
その清廉で慈愛に満ちた生き方は、現在でも多くの人々に愛され、
京都時代祭の行列にもその姿を見ることができます。
京都に居をかまえた蓮月尼はしばしば信楽の地を訪れ、
地元の陶芸家たちと親睦をあたためました。
夜あらしの つらさの果ては
雪となり 起きて榾焚く しがらきの里
はるばる京から信楽の山里を訪ねて来た蓮月さんをかこんで、
谷井利十郎直方や利左衛門は囲炉裏端で
夜の更けるまで語りあったことでしょう。
蓮月さんのこころを信楽の器に生かしたいと念願しております。
ー信楽焼ー
1200年の歴史
うつわ紹介
蓮月のうつわをご紹介します。